精神安定剤

精神安定剤

不整脈の中には、ストレスが誘因となっているものも少なくありません。なかでも健康な人にも見られる期外収縮は、ストレスによって引き起こされることが多くあります。ストレス性の不整脈は治療の必要のない不整脈で、日常の生活改善で治すことが望ましいので、場合によっては不整脈薬を使わずに精神安定剤などでストレスを緩和する治療法がとられます。

不整脈に用いられる精神安定剤には、精神安定作用のほかにも緊張を和らげたり、自律神経を安定させる作用があります。そのためストレスの影響が大きい患者では、精神安定剤だけで不整脈が治ることもあります。また効能が不十分な場合は、抗不整脈薬の一つであるβ遮断薬を併用することもあります。β遮断薬は自律神経の交感神経の働きを抑えるため、ストレス性の不整脈にも有効です。

ただし、精神安定剤に頼りすぎると薬を飲んでいないと不安になったり、眠れなくなったりするなどの依存症に陥ることがあるので注意が必要です。